社会人マナー名刺編
社会人マナー”ビジネスシーン編”1
・ビジネスシーン編
・名刺編
1.名刺交換のマナーとは?
名刺交換では、企業の方々と会う上で、一番重要な場面と言っても過言ではありません
ビジネスの開始時で必ず行われ、重要な儀式の上、第一印象にも影響する為、しっかり
とした、マナーを身に着けておく必要があります!
何故なら、社会人のマナーであり、黙って名刺を渡していしまうと、悪印象を持たれ、
取引が中止になる可能性が大いにあり得るからです。
初対面、または新入社員が他社との名刺交換の際に、新入社員と上司が取引先の部屋に
入るとします。
私「お待たせしました!株式会社たけのこ+-の●▼と、申します」
それに続いて、取引先が名乗り共々に名刺を渡す二人。
これでは相手を不快にさせる上、直ちに取引が中止になります。
つまり、来訪側が、訪問者よりも、先に名乗ってしまうことになります。
これはNGです。
企業側「こいつ、何故先に名乗るんだ?」
と、余程この私を上から見ているようだな??
危険ですので絶対にやめましょう!
名刺渡し方
自分の名刺入れと共に自身の名刺を重ねて持ち、胸の前に構えます。
渡すときは両手で行うことがベストです!
名刺入れと名刺は重ねて渡さなきゃいけない?
と、ここで、「名刺渡すのはいいけど、名刺入れと一緒に渡す?名刺入れをどこかにし
まったほうが良いんじゃない?」と、思う方もいると思います。
「邪魔だなぁと、名刺入れしまって両手で直で渡してもいいんじゃない?」
待ってください!確かにそのほうが楽かもしれません。しかし、相手は友人でも家族
でもありません。今後の分岐点が分かれる重要な場面無駄にはしたくありませんよね?
その為に今からできることを着実にやっていきましょう!
名刺入れと名刺を同時に持って、名刺を渡すことで好印象を持たれます。
取引先は細かな礼儀を重視して観察しています。名刺入れを持っていることで、この人
は名刺を丁寧に扱ってくれそうだな、名刺入れを持っているとはなかなか几帳面だなぁ
と、思ってくれる方が多いと思います。
一歩で、名刺入れと名刺を同時にするにあたって、私なりに1つご紹介したいと
思います。まず、名刺入れを両手の親指以外で持ち、人差し指と中指の間で名刺入れを
挟めて持って、開いてしまっている指は閉じましょう。両方の親指は名刺を渡すときに
使いましょう。
例え、慣れたからと言って名刺入れを忘れては行けません。その程度でも忘れてしまう
事で評価が変わってくるので注意しましょう。
名刺同時の時は?
同時に名刺を交換する場合は↑図のようにしますが、高さと位置に要注意です。
まず、右手で渡し、左手で受け取ります。両手で丁寧に渡そうとしても、どうしようも
出来ないので、片手でやる様にしましょう!
座ったまま、もしくは、テーブル越しに名刺交換する時などにポケットなどから名刺を
渡すことはマナー違反です。
相手が格上や、目上だと思う人には名刺を位置を低くすることで謙虚さも伝わります。
名刺に文字が相手にとって上下逆さにならないように配慮することが大切です。
氏名や役職の部分が隠れないようにして持ち、着席後はテーブルや名刺入れの上に置い
ておきましょう。
名刺交換・名乗る「法則」
「立場の高い人が先に情報を知る権利がある」というものがあります。
ということは、立場の低い方が先に名乗って、立場の高い人に、
自分がどこに、どのようにと言う情報を知ることができます。